大人ぶったセキセイインコは極彩色の体を震わせながらこと切れた。
それで一体、誰が泣くの。
わたしの手は今日も真っ白なノートを埋めていく。

 

自分の声が嫌い。
教えて。正しい声を。

 

幸せすぎて死んでもいいと思えるくらい、大人だった。
大人は、幸せには終わりがあると知っている。

 

モノクロの街を汚すのは、大量の足音。
塗り潰された世界に残るのは、何も知らない子供達だけ。

 

 

 

 

 

 

 

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