【詩】プラスティック・ナイト

プラスティック・ナイト

影を映さない鏡、
体温の高い仔犬、
しずまりかえる熱帯夜。

 

人生における深刻な悩みは、
名も知らぬ隣人の嬌声によって、
逆剥けるような苛立ちに変わる。

 

今夜すべきことは明日にもできる、
怠惰で生意気な思考は、
今宵ぼくを救ってくれた。

 

真の闇をつくりだす、
原初の夜に迷い込んだとしても。

 

神様。
僕はあなたに祈らない。
あなたを讃えぬ動物たちが
あれほど輝いているのだから。

 

 

 

 

表紙
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